ゲーム、声優ユニット、そしてアニメを軸に展開され、多くのファンの心を掴んで離さない「ミルキィホームズ」シリーズ。それらの中でも特にアニメは、シリーズによってはシリアスな物語とともに強力なギャグや何処かで見たような映像が繰り広げられ、見る者を禁断の笑いの世界へと引き込むことで知られている。今回はそんなアニメの「ミルキィホームズ」を一挙にご紹介! 最新話を毎週配信中の「探偵歌劇 ミルキィホームズ TD」を始め、話題のシリーズをお楽しみください。
ただいまテレビで好評放送中、dアニメストアでも連動配信中の最新作。エレメントと呼ぶ妖精のようなトイズとともに“奇蹟の歌”を唄うアイドルの天城茉莉音(あまぎまりね)が新たに登場、彼女を通してミルキィホームズの活躍を描いている。今作でもさまざまなオマージュやコメディが炸裂しており、シリーズ後半でどのような展開を見せてくれるのか、期待は尽きない。
偵都ヨコハマではアイドルたちの歌が奪われるという事件が頻発していた。その災厄はスーパーアイドル・天城茉莉音の身にも降りかかり、彼女の大ヒット曲“奇跡の歌”もまた奪われてしまう。そこで立ち上がったのがミルキィホームズ。茉莉音から“奇跡の歌”の奪還を依頼された４人は、茉莉音のため、事件解決のために芸能界を奔走する! 一体誰が、何のために、アイドルから歌を奪ったのか？！そして、奪われた歌を取り戻す方法とは!? ミルキィホームズの新たなる戦いが、いま始まる!!
明るく元気でまっすぐな少女。周囲には「シャロ」と呼ばれ、可愛がられる。名探偵になるという夢を叶えるためにホームズ探偵学院に入学、ミルキィホームズのメンバーに選ばれる。あわてん坊で落ち着きがないが、探偵として必要不可欠な“勘の良さ”を強く持つ。好物は「かまぼこ」。本来持っているトイズは「念動力」。
動物と共に育ったことにより、動物に深く感情移入する。活発で、頭脳よりも足を使うタイプ。とても食いしん坊で、常にお菓子をポケットや帽子の中に隠し持っている。純粋だが一方で感情的になりやすく、冷静さを欠く場面が見られる。本来はトイズにより「生体電気を用いた情報習得・制御」でき、動物の言葉を何となく理解できる。
心優しいが人見知りが強く、内気な少女。探偵としてはあまり向かない性格をしているが、強力なトイズ「怪力」を備えていたためミルキィホームズに選ばれる。肌をさらすことを嫌い、いつも丈の長い服に身を包んでいる。友人たちには「エリー」と呼ばれる。読書が大好き。
ミルキィホームズの最年長でみんなのお姉さん的存在。多少過保護すぎるきらいがある。お姉さんであろうと頑張るが、いろいろと雑な素が出てしまう。暗いところがとても苦手。本来持っているトイズは「五感強化」。
それは選ばれし者の心に膨らむ、奇蹟のつぼみ。主人公のシャロの念動力のような、常人にはない力のことを指す。そのつぼみを清浄の花として開いた者が探偵で、毒の花として開花させた者が怪盗である。強い衝撃などを受けると、ごく希にトイズが失われることがあるが、ミルキィホームズたちのように頻繁に失ったり復活する例はあまりないと思われる。
同時期に発売されたゲームが、トイズを駆使してミルキィホームズたちが怪盗と対決する物語だったのに対して、このアニメ第1作は彼女たちがトイズを失ってダメダメな日々を送るストーリーであり、そのギャップが話題になった。サブタイトルが著名なミステリーのパロディなのはもちろん、作中の随所にも同様のオマージュが隠されている。またアニメファンならば思わずニヤリとさせられるシーンも至る所に用意されているので、ぜひ一度ご覧になっていただきたい。
シャロ、ネロ、エリー、コーデリアの4人は、トイズと抜群のチームワークで数多くの事件を解決してきた「ホームズ探偵学院」の人気者。彼女たち“ミルキィホームズ”は学生だけでなく偵都ヨコハマの市民たちからも憧れの的だった。
だが、ある嵐の夜、怪盗アルセーヌが率いる宿敵“怪盗帝国”とのバトルの最中にミルキィホームズの4人はそれぞれのトイズを失い、その運命は激変してしまう……。
怪盗としての美学を追究し、美しくスマートに事を運ぶ怪盗帝国のリーダー。「幻惑」のトイズの能力を持つと共に抜群のプロポーションを誇る怪盗の中の怪盗で、ミルキィホームズの宿敵。普段はホームズ探偵学院の生徒会長として学院内で大きな力を振るう。
「変装」のトイズを自由自在に扱い幾重もの顔をもつ無貌の怪盗で機械を操ることにも長ける。全世界の味方を自称するが、アルセーヌを一番に考えている。アルセーヌの命によりホームズ探偵学院に教師として潜入中。ナルシストな一面が強く、何かあるとすぐ裸になりたがる。
アジアを中心に暗躍し続けてきた、闘いに特化した怪盗。犯罪を行うことよりも強敵と闘うことを歓びとしており、挑んできた多くの探偵達を手にした刀で返り討ちにしてきた。視線を合わせたものを日光が当るまで「硬化」させる能力を持つ。やはり、探偵学院に潜入中で、石流漱石と名乗っている。
子どもっぽく無邪気な性格だが、それゆえ残忍な一面を持つ。火薬を使うことに長け、爆弾を利用して、人々を困らせるのを楽しんでいる。トイズは「発火」だが、爪の先ほどの大きさの炎を出すことしか出来ない。同じく探偵学院に生徒として潜入中で、根津次郎を名乗る。ミルキィホームズのメンバーとはクラスメート。
第1期シリーズに続いて製作された、テレビシリーズ第2期。またもトイズを失ってしまうミルキィホームズたちだが、そのダメダメっぶりもパワーアップ! ギャグシーンにも磨きがかかり、笑いの渦に巻き込まれること間違いなし!! 特にシリーズ後半に繰り広げられる予想外の物語は必見! まさかアレが伏線だったのか、と誰もが驚かされるはずだ。ジェットコースターのように突き進む怒濤の展開と感動のエピローグ、まさに一見の価値有りです。
せっかくトイズが戻ってきたのもつかの間、またまたトイズを失ってしまったミルキィホームズの4人。好敵手の復活を強く望むアルセーヌ（＝アンリエット）は、ミルキィホームズがトイズを取り戻すようにと、陰になり日向になり4人をサポートするが、トイズが復活する気配は全くない。それどころか、4人は貧乏生活にすっかり慣れ、ダメダメ街道まっしぐら。
遂にはトイズだけでなく、学院生活に一番大事なものもすっかり忘れてしまい……。
遂にはトイズだけでなく、学院生活に一番大事なものもすっかり忘れてしまい……。
飛び級でハーバード大学を卒業した13歳の超天才。子ども扱いされると激怒するが、考え方は子供。G4のリーダー格
曲がった事が大嫌いな、礼義正しく生真面目でお説教キャラ。こう見えても各種武道合わせて50段の猛者。ちょっとオタクなところもあり、私服はゴスロリ姿。
オシャレにうるさい今どき風だがG4一番の理論派。パソコンなどの電脳ツールを使いこなすハッカー。感情をあまり表に出さない。
Ｇ４のお姉さん役。乗物の運転と射撃を得意とする。生まれも育ちも東京下町のさわやかな性格。家では子分として猫を飼っている。
テレビスペシャルで放映された前後編のエピソード。テレビシリーズ2作で描かれたギャグ路線ではなく、シリアスで恋愛が中心だったゲーム版のイメージを踏襲した物語が描かれている。テレビシリーズ2作品には名前だけしか登場しなかった、ミルキィホームズたちの師匠にあたる小林オペラが彼女たちと一緒に活躍している点も見逃せない。シリアスとギャグ、どちらの世界観でも受け入れることができる「ミルキィホームズ」という作品の懐の深さをうかがい知ることができるエピソードと言えよう。
まとまった休みを利用して、恩師の小林オペラを訪ねるため、ロンドンの地に降り立ったシャロ、ネロ、エリー、コーデリアのミルキィホームズたち。ロンドンに着いた早々、ひったくりの現場に遭遇した4人は、被害にあった女の子を持ち前のトイズを駆使して助け出す。彼女の名前はリリー・アドラー。
ミルキィホームズのトイズの力を目の当たりにしたリリーは、シャロたちの薦めに従い、小林オペラに対して、盗まれた自宅の絵画を取り戻して欲しいと依頼する。彼女のひいお祖父さんジョン・アドラーが描いたもので、市場価値はないが、家族にとってとても大切なものだという。依頼を受け、早速動き出す小林とミルキィホームズ。すると、他にもジョンの描いた絵画がロンドン市内で2点も盗まれていることが判明する。無名画家の絵画が、なぜ3点も盗難に。単なる絵画盗難事件ではないという危惧を感じた小林は、ミルキィホームズたちと他の被害者宅を訪れるが……。
ミルキィホームズのトイズの力を目の当たりにしたリリーは、シャロたちの薦めに従い、小林オペラに対して、盗まれた自宅の絵画を取り戻して欲しいと依頼する。彼女のひいお祖父さんジョン・アドラーが描いたもので、市場価値はないが、家族にとってとても大切なものだという。依頼を受け、早速動き出す小林とミルキィホームズ。すると、他にもジョンの描いた絵画がロンドン市内で2点も盗まれていることが判明する。無名画家の絵画が、なぜ3点も盗難に。単なる絵画盗難事件ではないという危惧を感じた小林は、ミルキィホームズたちと他の被害者宅を訪れるが……。
©ミルキィTD製作委員会
©bushiroad/Project MILKY HOLMES
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更新日：2015年3月2日