人類に知恵と安寧をもたらした存在――“魔女”。
しかし、リディア帝国の“超産業革命(ギア・エクスパンション)”は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、
魔女は進歩を阻害する“敵”と見做されてしまう。
魔女クロエに育てられた人間アドニスは最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。
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アドニス 役の石川界人さん、ドロカ 役の和氣あず未さん、ヤマト 役の日野 聡さんに
作品の魅力やアフレコでのエピソードについて伺いました!
アドニス 役:
石川界人さん
Q1:担当するキャラクターの注目ポイントを教えてください。
復讐しかないと言いながらも、ドロカの言葉に心を動かされたり、クロエへの感情が漏れたりと、序盤は考えが見えづらい部分があったと思います。ですが、ここにきて計算高く、用意周到な人間だとはっきりわかったのではないでしょうか。その一方で、クロエを復活させないという、感情からロジックを組み立てていたところはとても人間らしいと感じました。
Q2:実際にアフレコをしてみていかがでしたか?
感情的な面と計算高い面のバランスを意識して演じています。アドニスは常に先読みしながら行動しているので、原作を読んでいたときから「どういう計算をしてそのアクションを起こしたのか」を考えていました。アフレコでも「このセリフはあとあと効いてくるな、伏線になっているな」と意識するようにしています。
Q3:アフレコ時の印象的なエピソードを教えてください。
休憩中、スタッフさんがよく「叫ぶのが多くてすみません」と言ってくださって、「ストレス発散になっているので、本当に楽しいです」と答えていたのが思い出深いです。普通はカラオケとかお金を払って大きな声を出しにいきますよね? でも、声優はそれが仕事でできる一石二鳥の職業なんです。……という話もした記憶があります(笑)。
Q4:ファンの皆さまへ一言お願いします!
魔女の国を滅ぼし、リディア帝国にも痛手を負わせたところで、これからアドニスの復讐はどこへ向かっていくのか。そして、リディア帝国にはどんな戦力が残っているのか。それが今後の注目ポイントになっていきます。『剣の王国』(『はめつのおうこく』原作者yoruhashiの著作)から注目されている方は、より楽しめる展開が待っていますので、そちらも期待していてください。
ドロカ 役:
和氣あず未さん
Q1:担当するキャラクターの注目ポイントを教えてください。
ドロカちゃんは純粋無垢な頑張り屋さんで、アドニスに対しても復讐の無意味さをまっすぐぶつけられる子です。ギャグ顔も見せてくれるかわいらしい彼女が、ハードな展開に巻き込まれると少し悲しい気持ちにもなりますが、それでも後ろ向きにならず、よくないことはよくないと言い続けられるのがドロカちゃんの強さです。
Q2:実際にアフレコをしてみていかがでしたか?
石川(界人)さんの演じられるアドニスがずっと重たい空気を出しているので、どうしてもその雰囲気に飲まれそうになるんですが、アドニスに引っ張られず、むしろ彼を引っ張っていくんだという気持ちで演じています。ドロカちゃんは自分からよい方向に導けるような子。彼女の温かい心と芯の強さを忘れないようにしています。
Q3:アフレコ時の印象的なエピソードを教えてください。
首を絞められるお芝居の経験がほとんどなかったので、首を絞められながら喋るのが大変でした。息が詰まった喋り方をしながら、セリフとしてちゃんと聞けるものにしないといけない。そのバランスが難しかったです。あとはドロカちゃんが痛々しい目に遭うと、相手の声優さんが休憩中に「ごめんね」と声を掛けてくださるのも印象的でした(笑)。
Q4:ファンの皆さまへ一言お願いします!
第6話はまるで最終回のようにみんながボロボロになりました。ですが、まだまだ折り返し地点。二人はどこへ向かい、アドニスはどんな復讐を遂げようとするのか。そして、ドロカちゃんはそんなアドニスにどう寄り添うのか。これからもハードな展開が続いていきますが、二人の旅を最後まで見守っていただけたら嬉しいです。
ヤマト 役:
日野 聡さん
Q1:担当するキャラクターの注目ポイントを教えてください。
妹のユキとの関係性や2人の日常がわずかに垣間見えるシーンと、アドニスとお互いの想いを背負って力と力をぶつけ合うシーンのギャップを見ていただきたいです。妹との日常が根底にあった上での“軍人ヤマト”なので、その2つを比較していただくことで、ヤマトがどういう人物なのかがわかりやすくなると思います。
Q2:実際にアフレコをしてみていかがでしたか?
ヤマトって実はとても優しい男性なんです。妹を大切に思っていて、帝国の人間たちを心から守りたいと思っている。その優しさの上に正義があり、強い人間であらねばならないという指揮官、武人としての信念があります。アフレコでも優しさと強さのギャップ、正義を貫こうとする心を明確に表現することを心がけました。
Q3:アフレコ時の印象的なエピソードを教えてください。
アフレコはグループごとの分散収録だったのですが、魔女の国のお話はアドニス役の石川界人君と一緒に収録できました。「2人は絶対に一緒に録ってほしい」という音響監督の要望もあって、僕と界人君のスケジュールを調整していただいたんです。ノイズも気にせず、お互いのすべてをぶつけ合うような掛け合いができました。
Q4:ファンの皆さまへ一言お願いします!
ヤマトは退場という形になってしまいましたが、アドニスと人間たちの戦いはこれからも続いていきます。地上へ戻ったアドニスとドロカは、今後どのような人間と出会い、それぞれの目的のために進んでいくのか。さらなる強敵も現れ、ますます盛り上がっていきますので、引き続き第7話以降も楽しんでください。
9月に開催されたTVアニメ「はめつのおうこく」
第1話〜第2話の最速先行上映&キャストトークイベント。
イベントに出演したアドニス 役の石川界人さん、ドロカ 役の和氣あず未さんの
キャストトーク映像を大公開!