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「吉浦康裕監督作品」特集

「吉浦康裕監督作品」特集

月額550※1,2(税込)で
6,700作品以上が見放題

※1 2026年2月1日より月額660円(税込)に改定いたします。 ※2 App Store/Google Playでのご契約は月額650円(税込)です。
App Storeでのご契約は2026年2月1日より月額760円(税込)に改定いたします。
Google Playでのご契約は2026年2月10日より月額760円(税込)に改定いたします。
なお、Google Playにて2026年1月7日以降にご契約の場合は最初の課金日より改定後のご利用料金となります。
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作品紹介

  • ペイル・コクーン
    ペイル・コクーン

    dアニメストア独占配信中!(※期間限定、2026/8/31まで)

    ペイル・コクーン

    歴史の連続性が途絶えるほどの未来。どこまでも続く巨大な廃墟の世界。海や大地は姿を消し、過去の風景は廃墟から発掘される『記録』の中にのみ存在していた。
    記録を発掘し、破損しているデータを復元し、そして、そこから過去の世界を分析する施設、『記録発掘局』に、ウラはいた。
    彼はあらゆる記録に、過去の世界に埋没していた。
    この世界のあらゆる人間は知っていた。過去を知ることは、この現実の不幸を知ることだと。

    ある時ウラは、奇妙な映像記録を復元する…

  • イヴの時間 オリジナル版
    イヴの時間 オリジナル版
    イヴの時間 オリジナル版

    人々がアンドロイドを“家電” として扱う事が社会常識となっている時代。
    高校生のリクオも幼少の頃から、アンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用していた。
    ある時、高校生のリクオは自家用アンドロイドのサミィの行動ログに不審な文字列が含まれている事に気付く。
    行動ログを頼りに親友のマサキとともにたどり着いた先は、「人間とアンドロイドを区別しない」というルールを掲げる喫茶店「イヴの時間」だった。
    店を切り盛りするナギや店の常連客との出会いがリクオとマサキの「ロボットへの想い」を変えていく・・・。

dアニメストアでは「吉浦康裕監督」
関連作品も見放題配信中

スペシャルインタビュー

吉浦康裕監督インタビューを大公開!
「ペイル・コクーン」「イヴの時間」の魅力や制作秘話から、
吉浦監督が考えるAIといまの時代についてなど貴重なお話を伺いました。

  • Q1. 吉浦監督はご自身でもアイザック・アシモフの古典SFからの影響や、老若男女に楽しんでもらえる物語の王道性などに度々言及されていますが、「ペイル・コクーン」や「イヴの時間」制作時と現在とで作品を構想する際にご自身のなかでいまも変わらないもの、あるいは変化したことがあれば教えてください。

    古典的なSFの面白さを核にした物語を描こうとしている点は昔から変わっていませんが、より多くの人々に届けるための娯楽性を追求する意識は、以前よりも確実に大きくなっていると思います。これは例えば、AIといった用語がSFファンのみならず、一般の方々にも広く知られるようになった事とも関係していると思います。

    吉浦康裕監督
  • Q2. 「ペイル・コクーン」には記憶のもつ意味、「イヴの時間」にはアンドロイドと人間社会の関係性といった普遍的なテーマやメッセージがあると感じます。制作当時、こういったテーマを扱おうと思ったきっかけはなんですか。

    これはひとえに、自分が幼少期から触れてきた古典的な海外SF小説からの影響が大きいです。当時まだ小学生だった私は、まず最初にそういった作品の娯楽性に惹かれました。やがて自ら物語を創作するようになった際に、それら古典SFの面白さを解体して再解釈してゆく中で、自然とそこに込められていたテーマやメッセージが表出していったのだと思います。

  • Q3. 「ペイル・コクーン」は吉浦監督初の商業作品であり、最後の個人制作アニメーションでもあります。個人制作ならではのこだわり、楽しさ、難しさなど、「ペイル・コクーン」にまつわる思い出があれば教えてください。

    アニメーションを個人で制作する事のこだわりや楽しさは、制作当時はむしろ理解していませんでした。なにしろ当時は個人制作しか知らなかったので。ただそれでも、自分の想像した物語や世界観が、自分の手の中だけで映像として具現化してゆく過程に、このうえない悦楽を覚えていた気がします。一カットずつ出来上がるたびに、まるで自分が万物の創造主になったような高揚感があったと言いますか。まあ後々、それが想像以上に小さな世界だったことに気づくわけですが笑。

  • Q4. 演出・作画・キャラクターなど「ペイル・コクーン」のここを見てほしい、といったところがあれば教えてください。

    作品全部……と言いたい所ですが、特に冒頭の世界観描写パートは、特に気合を入れて制作した覚えがあります。主人公のウラが記憶発掘局を退勤し、通路を通ってエレベーターで最下層へと降りるまでのくだりですね。自分の建築&空間フェチズムが炸裂していて、いま観ても少し感心してしまうくらいです笑。

  • Q5. 「イヴの時間」は吉浦監督がチームで制作をした最初のアニメーション作品ですが、個人制作の「ペイル・コクーン」とは違ったこだわり、楽しさ、難しさがあると思います。「イヴの時間」にまつわる思い出があれば教えてください。

    初のチーム制作であると同時に初のシリーズ作品でもある「イヴの時間」は、否応なしにフルマラソンを走り切るような大変な制作現場でした。第1話の撮影をこなしつつ第2話の脚本をリライトしてコンテを書いて……と、全話数を途切れることなく同じ座組で制作し続けたので。ただその甲斐あって、二十代の自分にしか創れない、非常にライブ感のある作品に仕上がったと思います。

  • Q6. 演出・作画・キャラクターなど「イヴの時間」のここを見てほしい、といったところがあれば教えてください。

    本作でこだわったのは「舞台劇のようなアニメ」です。キャラクターの掛け合いやセリフのテンポ感から、演劇のようなライブ感を感じてもらえるよう、とにかくこだわりました。また必然的に、それを卓越した技量で表現してくださった豪華キャスト陣の演技も大きな見所です。
    映像演出的には……そうですね。本作はとある喫茶店が舞台のワンシチュエーション作品なのですが、各エピソードごとに物語ジャンルを変え、バラエティ豊かな内容になるよう意識しています。ヒューマンドラマ、ミステリー、コメディなど様々なトーンを楽しんでいただければ幸いです。

  • Q7. 吉浦監督は「イヴの時間」をはじめロボットやAIと人間の関係性を題材とした作品を手掛けてこられていると思います。AIが物語のなかだけではなく、実際の生活に影響を及ぼすようになってきたいま、ご自身のなかで創作の題材として扱うAIに対する認識や考え方に変化は生まれましたか。また、いまの時代だからこそ挑戦してみたいテーマや題材はありますか。

    AIチャットや生成AIといったサービスが台頭して以降、やはり、AIに対する認識や想いは部分的に変わりました。以前ほど性善説に基づいた無邪気な描き方はできないな……と。ですが、それでも根本的な部分は変わっていないつもりです。現実に起こりつつある様々な問題に目を向けながらも、それらAIに対するポジティブな視線を交えた物語は、形を変えて創作してゆけると信じています。

  • Q8. 最後に、「ペイル・コクーン」「イヴの時間」発表当時と社会を取り巻く環境などは大きく変化していると思います。いま、改めて両作品を視聴する方やはじめて視聴する方に感じてもらいたいことはありますか。

    両方とも10年以上前の作品ですので、当時どういった想いで制作したのか、何を感じてもらいたかったのか、僕自身も正確には覚えていません。ですので、感じてもらいたいことを僕自身が規定するというよりは、多くの方々が今この時代に本作を観て何を感じてくれるのかを、ただ純粋に楽しみにしています。

吉浦康裕監督

PROFILE

吉浦康裕(よしうらやすひろ)

アニメーション監督。
原作・脚本・画コンテ・動画コンテ・演出・2D&3DCG・撮影・編集と幅広く手掛け、作り込むタイプの短編&長編アニメを得意とする。

プレゼント

本作を視聴した方の中から抽選で、吉浦康裕監督サイン入り
<「ペイル・コクーン」オリジナル・サウンドトラックCD>
<「イヴの時間 オリジナル版」第5話・第6話DVD/収納ケース/初回特典ブックレットのセット>
を各10名さまにプレゼント!

応募期間:
2025年8月29日(金) 12:00~9月26日(金)11:59

賞品画像

賞品A 応募条件

  • 2025年8月29日(金) 0:00以降に「ペイル・コクーン」を視聴
  • 「賞品Aへ応募する」ボタンを押し、必要情報を入力
  • ご応募の前に必ず応募規約をご一読ください。
  • ボタン押下後、プレゼント送付先のご住所登録をもって応募完了とさせていただきます。

 

賞品B 応募条件

  • ご応募の前に必ず応募規約をご一読ください。
  • ボタン押下後、プレゼント送付先のご住所登録をもって応募完了とさせていただきます。

 

  • 施策に関わる景品等は、全て第三者への譲渡・オークション等の転売は禁止とさせていただきます。
  • 本キャンペーンは、dアニメストアが企画・運営するものであり、Apple Inc.および、関連会社は一切関係ありません。

ブック

dアニメストアでは「吉浦康裕監督」
関連ブック(電子書籍)も配信中

更新日:2025年8月29日