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原作・あおのなち×主題歌・ReoNa対談!『きみが死ぬまで恋をしたい』特集

原作・あおのなち×主題歌・ReoNa対談!『きみが死ぬまで恋をしたい』特集 原作コミックス10冊セットが50%OFF! 9/30まで

dアニメストアで地上波先行・最速配信中のTVアニメ
『きみが死ぬまで恋をしたい』(以下、『きみ死ぬ』)。
原作のあおのなち先生と、アニメのオープニング主題歌「Amore」を担当する
アニソンシンガー・ReoNaさんの特別対談が実現しました!
実は2020年からご縁があったというおふたりが、『きみ死ぬ』で通じ合ったものとは――

  • 『きみが死ぬまで恋をしたい』作品紹介
  • あおのなち先生×ReoNaさん 特別対談
  • 『きみが死ぬまで恋をしたい』を観る&読む!
  • プレゼント(Xキャンペーン)

『きみが死ぬまで恋をしたい』作品紹介

身寄りのない子供を戦争用の兵器として育てる学校に通う少女たち。
人を殺すための授業、誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。
ここは不条理で、常に死と隣り合わせの日々が、「当たり前」な世界。
「どうしてみんな平気なの?」
自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナはある夜、
血まみれの小さな女の子・ミミと出会う――

どんな現実が訪れようとも、生きていく。
これはそんな少女たちが見つける、あどけない願いの物語。

あおのなち先生×ReoNaさん 特別対談

ReoNaさんが主題歌なら
読者さんにも喜んでいただける
予感がありました(あおの)

――対談は初めてということですが、おふたりは以前からご面識はあったんですよね。FM802のラジオ番組「802 Palette」(「ハチパレ」)がきっかけだったそうですが。
ReoNaわたしが準レギュラーを務めていた「ハチパレ」の中の”勝手に主題歌”というコーナーで、まだアニメ化されていないコミックスにイメージソングを選ぶ企画がありました。そこでReoNaの「Lotus」という楽曲を選んでいただいたときに、ラジオで紹介された文言や表紙のイラストを見て、「あっ、絶対好き」と確信を持ち、そこから『きみ死ぬ』を読み始めました。
あおのハチパレさんで『きみ死ぬ』をご紹介いただいた時点で、ReoNaさんのお名前は存じ上げていて。曲から受けるイメージとして、深い憂いや寂しさをまとっている方なのかな、でも弱さを抱えたまま歩いていける強さを持っている人だなっていう印象もありました。4年前にライブで初めて対面したときは、気さくに優しく話しかけてくださって嬉しかったです。マンガを読んでいただいているのは知っていたので、前のめりに御礼をお伝えした記憶があります。
――原作者と作品のいちファン、それぞれの立場で『きみ死ぬ』がアニメ化されると聞いたとき、どんなリアクションをされたのでしょうか。
ReoNa実は、主題歌を担当させていただくことをスタッフから聞く前日に、『きみ死ぬ』のアニメ化をフライングで聞いてしまって。「そうなんだ、アニメ化されたら主題歌はどうなるんだろう、ドキドキ」みたいな感じで、翌日スタッフにおそるおそる確認して、そこで主題歌をやらせていただけることを知りました。歓喜と、『きみ死ぬ』をアニメで見られるんだ、という実感で――もし別の主題歌が決まっていたとしても、どうにかして何かできないかな、いちファンとしてお歌を作って出したら届かないかな、みたいなことを、 その1日で考えていました(笑)。
あおの(笑)わたしも、ちょっと似た話があったんです。アニメ化が決まって以降ずっと担当編集さんと「主題歌はどうなるのかな」という話をしていたんですが、あるとき一迅社の方に「ReoNaさん、おめでとうございます!」って声をかけられて。そこでReoNaさんに主題歌を担当していただけると知って、本当に嬉しかったです。
担当編集アニメスタッフさんとの顔合わせの際に「原作者さんとしての希望はありますか」というご質問をいただいたんですが、そのときにあおのさんが「主題歌はReoNaさんがいいです」と強くおっしゃっていたんです。
ReoNa嬉しいです。
あおのすごく大事なことでした。ハチパレさんをきっかけに作品を知って読んでくれた方からファンレターをいただいたりもしましたし、読者さんの中にも、ReoNaさんのことがお好きな方がたくさんいらっしゃいます。だからわたしだけでなく、ReoNaさんが主題歌なら読者さんにも喜んでいただけるんじゃないかなっていう予感があったので。

原作が好きな人も初めて作品に触れた人も、
丁寧に作品の世界に
感情移入できるアニメ(ReoNa)

――『きみ死ぬ』のアニメ化にあたって、映像で見ることを特に楽しみにしていた、あるいは実際に視聴して「ここがよかった!」と感じたシーンはどこになりますか。
ReoNa山盛りあるんですけど、第1に、シーナとミミの出会いのシーンが映像化されるのがすごく楽しみでした。マンガは自分のペースで読めるからこそ、次が気になって間をあけずにページをめくってしまう癖があって。でも、アニメはその「間」に待てをかけてくれるというか、会話や視線のやり取りや表情の変化に、時間という軸を入れて見せてくれるので、シーナとミミのシーンの緊迫感、シーナが息を飲む瞬間を映像として見られたので、「受け取れてよかった」と思いました。2つ目は、『きみ死ぬ』はキャストの皆さん全員がビックリするくらいドンピシャで。フラン先生のものぐさな感じや、オミ先生の冷静で自分を抑えるのが上手な感じ、アリとセイランがお互いに想い合う感じも、お互いの声に乗る情熱がもう――本当に、キャスティングを担当された方に感謝の手紙を送りたいくらいで、おひとりずつキャストの方が公開されるたびに、毎回ガッツポーズするくらいでした。

3つ目は世界観の拡張です。背景や音楽、色を想像しながらコミックスを読んでいたんですが、それをアニメにするにあたっての描き方の丁寧さが、毎週必ずどこかに感じられます。アニメを見ている側が振り落とされることなく、原作が好きな人も初めて作品に触れた人も、丁寧に作品の世界に感情移入できるアニメだと思います。その総合的な世界観の拡張を、毎週受け取りながら感じています……3つに絞れた(笑)。
あおの(笑)わたしは第1話をすごく楽しみにしていました。マンガにしてもアニメにしても、第1話って大事だと思っていて。原作コミックスのPVで担当してくださったキャストさんのまま演じていただけるのが感慨深かったですし――ReoNaさんもおっしゃってくださったように、キャストの方々がみんなもう「キャラクターそのまま」なんです。すべてに正解をくださるというか。わたしたちもアフレコ現場で何回も「それです!」ってガッツポーズしました(笑)。

花田十輝さんの脚本も、原作をなぞるというより再構築する形で、アニメとしての『きみ死ぬ』を作ってくださっていて、本当に素晴らしくて。1話で原作になかったシーンで言うと――冒頭にラウラ(※シーナの元同室の生徒)の描写を入れてみるのはどうでしょう、とご提案をいただきました。映像になったときに、「このシーンがあってよかったな」って思いましたし、他にもアニメならではのご提案をたくさんいただいて、最高の第1話でした。
――アニメ化された映像を見て驚いた、衝撃を受けたシーンはありますか。
あおのバトルシーンや魔法の描写ですかね。事前に「イメージはありますか」「水の質感は」「お花の種類は何でしょう」と、ものすごく細かいところまでヒアリングしながら作ってくださって。もともと自分が映像として深くとらえて描いていなかった部分だったので、お任せするところも多かったんですが、映像になるとイメージ通りの部分も、新解釈や驚きもたくさんあって。たとえば、それぞれのキャラクターのイメージカラーが魔法のエフェクトになっているのも、映像の醍醐味としてもすごくいいなあと思いました。
ReoNaわたしも、アニメで模擬戦のシーンを見て、「新しい解釈が生まれたな」って感じました。日常のシーンで、和気あいあいとご飯を食べていたり、のほほんとした雰囲気もあった中で、オミ先生が「はじめ」と言った瞬間、みんなの目の色が変わって気迫が出てくる表現は、アニメで動くからこそ、ギャップを感じました。わたしが衝撃を受けたのは……7話です。
以降のテキストは、原作3巻・アニメ7話以降の内容を含みます。
未読・未試聴の方はご注意ください。
――7話についてはぜひ聞きたいです。
ReoNa思い出し泣きしそうです。先の展開を知っていても、まさに再構築されたアニメとして改めて受け取ることによって、初めて見る作品なんじゃないかと思うくらい、心が動かされました。何度見ても苦しくなりますし、コミックスを何度読み返しても、あのシーンは必ず新鮮に心が痛みます。「お願いだからいなくならないでくれ」って何度も願わせてくれるあのシーンの魔力は――見ている側もすごく苦しくなったからこそ、それだけのエネルギーで描かれたシーンなんだなって感じたのが、7話のBパートです。
――アニメ7話Bパートにあたるセイランとアリのエピソードを、あおのさんはどのような想いで描かれたのでしょうか。
あおの原作では14話にあたるんですけど、前々からセイランの死に向けて準備をしていたものの、けっこう描写に迷ってしまい、熱を出しまして。
ReoNaえーっ。
あおの病院に行ったら、特に風邪でもなく、知恵熱だと言われました(笑)。描写に迷ったのは――セイランの死をあまりロマンチックなものにしたくなくて。戦争で死んでしまうあっけなさを描きたかったからです。でも、アリとセイランの想いも、しっかり描きたかった。ふたりの想いの強さと、死のあっけなさをどう描くか、を考えました。アニメ7話の好きなポイントにも通ずるところなんですが――セイランの姿が消えてしまうのをミミが呆然と見ている中で、エンディング曲『エテルネル』のピアノアレンジが流れるんですね。音楽もあいまって幻想的とも取れるシーンに仕上がっていたと思うんですが、セイランのネックレスがぽとっと落ちて、 BGMが消えて、現実に戻ってくる。立ち尽くすミミをよそに、まわりの生徒たちは「何か聞こえた?」と、何事もなかったかのように歩いていて。そこの一瞬、現実の無情さの作り方が素晴らしかったです。
ReoNa「何か聞こえた?」「気のせいじゃない?」みたいなやり取りが、一気にぎゅっと残酷さを見せてくる感じがありました。7話に至るまでの間に、ミミとシーナの物語の横で、アリとセイランの特別な関係性が丁寧に描写されてきたからこそ、 7話の喪失感はすごかったです。戦いのあっけなさ、残酷さがあるからこそ、彼女たちが過ごしている日常も、挨拶ひとつをとっても、「これが最後かもしれない」みたいな空気が引き立ってくるんだなって、改めて感じて。たぶん、一生忘れられないシーンだと思います。
あおのアニメを本当に大事に作ってくださっているなって、見ていて伝わってきました。「どんな7話になるんだろう」ってずっと気になっていたので、本当に素晴らしい 7話にしていただいたと思います。

作品を愛する方々が『きみ死ぬ』の
どこに惹かれて、
どんな想いを重ねているのか、
すごく考えました(ReoNa)

――あおのさんはアニメ制作サイドの方に主題歌を担当するアーティストのみ要望をお伝えしたということですが、その意味で「Amore」は待望の1曲だったのでは、と思います。楽曲に関して、何か事前にオーダーはされたのでしょうか。
あおのあっ、もう一切してないです。
ReoNa委ねていただきました。
あおの最初に曲を再生したとき、ReoNaさんの「会いたい」っていう声が聞こえてきて、「本当にReoNaさんが主題歌を担当してくださるんだ!」という衝撃と感謝を覚えつつ、ちょっと聴いただけですごく作品に寄り添ってくださった曲だと伝わってきました。わたしが『きみ死ぬ』っぽいなと感じた部分は、相手に向けた言葉が切実に積み重ねられているところです。全体を通して、ストレートで純粋な感情、祈りが歌われていたと思うんですね。そこに、ミミやシーナのような、子どもらしい無垢な愛の歌の印象があって、すごく好きでした。
ReoNaありがとうございます。
あおの「なんていい曲を作ってくださったんだろう」と思って、ReoNaさんと制作チームの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
――「Amore」を聴いて、あおのさんの中で湧き上がってきた感情を言語化していただくとすると、どんな言葉になるでしょう。
あおのシンプルに言うと、喜びです。もう、「これだ!これしかない!」みたいな気持ちでした。本当に研究してくださって、作品らしさが随所に込められています。もうひとつ好きなポイントは、日常の挨拶が歌詞にたくさん入っていることです。『きみ死ぬ』の中でも、「いってらっしゃい」「いってきます」とかをすごく大事にしているんです。「いってらっしゃい」って相手に言うとき、それは「気をつけてね」っていうおまじないみたいな言葉だと思っていて――そういう言葉をかけることで事故が減る、みたいな話があるじゃないですか。数字では証明できないけど、わたしはあると信じていて。作中にもたくさんちりばめている大事な言葉たちなので、それを入れてくださっていたのが嬉しかったです。
ReoNaわたしが作品を好きである、一緒に作っているクリエイターが作品を好きであると同時に、今度はいちファンではなく、作品を愛する方々、作品が大好きな方々に届くものを作る側でもあるというところで、その方々が『きみ死ぬ』のどういうところに共感して、どこに惹かれて、どんな想いを重ねているのか、音楽制作陣の中で研究しましたし、すごく考えました。
――「Amore」以外で、あおのさんがお好きなReoNa楽曲は何ですか。
あおのReoNaさんにはバレているかもしれないですけども、やっぱり「Lotus」は外せないですね。痛々しい歌詞から始まるんですが、全体を聴くと優しい思いを曲から感じます。今のわたしにとってもすごくいい曲ですけど、10代とか学生時代に出会いたかったなって思う曲でもあります。学生時代や若い頃って、心と体問わず、自分を傷つけないと日常をやり過ごせない時期があると思うんです。わたしにもその時期があって、そういうときに聴くと「やめなよ」って止めるわけでもなく、 絆創膏を1枚差し出してくれるような優しさを感じる曲です。居心地が悪いな、息苦しいなって思っていたあの頃に出会っていたら、お守りになっていただろうなって感じる1曲で、聴くたびにすごく癒される大好きな曲です。

「Amore」のカップリングに入れていただいた「それは魔法でした」も好きです。好きな人との出会いや甘酸っぱい初恋を感じさせるキラキラした曲だな、と思いました。『きみ死ぬ』は女の子たちの恋を描いたお話なので、そういう曲が「Amore」と一緒に収録されていたのが嬉しかったですし、大好きな曲です。
ReoNaありがとうございます。「Amore」はカップリングも含めて、「この曲をCDに入れたいです」って選ばせてもらったシングルで、どうしても「Amore」の隣に「それは魔法でした」がいてほしかったので、そういう意味を込めて入れさせていただきました。『きみが死ぬまで恋をしたい』という作品に出会って、生まれた楽曲です。

「Lotus」は、おっしゃっていただいたように、学生や10代の頃、自分の痛みのいなし方、逃がし方が難しくて、それこそ心や身体を傷つけることで外から受けた痛みを消化しようとしてしまう時期がきっとあると思う中で、わたしはそういう経験がコンプレックスでもあったし、劣等感でもあったし、10代の頃は自分を卑下して生きてきました。でも、そういう経験も、ひと度その音楽、歌詞に昇華されると、人に初めて届けたいもの、価値のあるものになると思っています。泥の中からでないときれいな花を咲かせられない蓮の花のように、その頃の自分と同じような痛みを抱えている誰かにも必ずつながってくれるはずだ、みたいな意識があります。「Lotus」を、ちゃんと痛みを吐露する楽曲にしてよかったなって、改めて思います。

答えが出ないことについてずっと考え続けて、
自分なりに動ける子がシーナです(あおの)

――この機会に、ReoNaさんからあおのさんに聞いてみたいことはありますか?
ReoNa勝手に自分の解釈を押しつける話になってしまうんですけど、作品タイトルの「きみ」がひらがなじゃないですか。そこに、影のある少女性のような意味を勝手に感じていまして。なので、「Amore」の歌詞も「きみ」をひらがなにさせていただいています。作品の中で、彼女たちが学生の身分であること、何かをまだ学んでいる最中の年齢であることが、作品の美しさや儚さ、危うさを同時に表現しているなって思います。

アニメ7話のセイランの話に戻ってしまいますが、彼女がもう少し大人で、あの場に立っていることが危ないと気づいていれば、彼女はきっとそうなっていなくて。あくまで子どもだから失われるものがある、逆に子どもだから得られるものがある、というような、作品の中にある少年少女だからこそ生み出される影が、絶妙なニュアンスで『きみ死ぬ』を『きみ死ぬ』たらしめているなと思っているんです。
あおの言語化がすごい……! ありがとうございます。
ReoNaこれも勝手なイメージになってしまいますが、先生の中でいろんな人との関わり方の根っこのようなものを、各キャラクターにちょっとずつ分配しているのかな、と想像していて。キャラクターの役割をどのように分けて確立させているのかが気になっていました。
あおのちょっとメタっぽい部分にはなるんですが、ミミがみんなと出会うにあたって、ミミと出会うキャラクターたちとしての役割は、作る際に意識をしました。アリやセイラン、あとは友達としてミミと気軽に接するハルも、ミミと関わる中でどういう役割があるのか、がベースになってます。
ReoNaミミが起点なんですね。ミミありきでシーナを作っていったんでしょうか。
あおのシーナとミミは最初から考えていたキャラではありました。「時間が止まった女の子」をベースにしたときに、主人公としてはすごく弱いんだけど、でも答えが出ないことについてずっと考え続けて、自分なりに動ける子がシーナです。
ReoNa読んでいる側としては、やっぱりシーナの弱さに感情移入するし、「そうだよね」って思うところがあります。
あおのシーナは、物語の初期にミミに対して「本当は敵も味方も待ってる人たちがいる大切な人間で、敵も味方も関係なくて」っていうような話をするんですけど、そういう言葉って『きみ死ぬ』の世界においては綺麗ごととして受け取られちゃうところがあって。
ReoNa逆に、一周回って少し残酷というか。
あおのそうなんです。大人であるフランに「現実は現実よ」って悟されたりもするんですけど、ミミの前に現れる、ミミと出会う女の子は、そういう純粋な思いを抱えている子がいいな、と思っていました。それが、ミミを変えていくきっかけになればいいなと思っていて、シーナにはそういう役割がありますね。
ReoNa読み進めていくと、シーナ自身の成長を感じます。アリの今後の動向にもドキドキしていて――わたしはアリが好きなんですけど、アリはどのようにしてどこか達観したようなキャラクターになっていったんでしょうか。
あおの最初にミミとシーナがいて、ちょっとキャラクターを増やしましょう、ということで、セイランとアリという別のカップルが生まれたんですけど、セイランと一緒にいるのはどういう子なのか、アリと一緒にいるのはどういう子なのか、みたいな感じで、ふたり一緒に作り上げていきました。
ReoNa始まりから、「ふたりでひとつ」だったんですね。
あおのそうです。
ReoNa3巻まで原作を読むと、力強さを一番求められていたのは結局アリなんじゃないかなっていう気がすごくしていて。セイランに助けられた上級生がお礼をしに来たときに、それをなじるでもなく受け入れられたアリの力強さに、すごく胸を打たれました。どうしたら、こんなにも健気で、力強くて、でもちゃんと弱い子を描けるんだろうと思って――あそこで、アリにおとされたかもしれないです(笑)。
あおの(笑)アリは、一見するとちょっと冷たい部分もあって。困っていたシーナに声をかけたのもセイランですし、アリ自身は「人と関わるの、ちょっとわずらわしいでしょ」と言えちゃうようなキャラクターでもあるんです。上級生に対しても、本当だったらひどく責め立てたい気持ちだってあっただろうし、泣きわめきたかったはずなんですけど、セイランなら「絶対にそんなことしてほしくない」って言うだろうなって考えて、あの態度になっています。基本、セイランの存在がアリの感情のフィルターにあるので。
ReoNaそういうタイミングでもなお、ちゃんとセイランのことを想う。そして、セイランが守りたかったものを想う。アリは、本当に本当に強い子なんですね。
あおのそうですね。基本的に、すべてセイランのためを思って言葉を飲んだり、言わなかったり。本性を隠すわけではないんですけど、セイランを一番に考えていますね。それは、セイランが死んだ後も、ずっとそうです。
ReoNaずっと、アリの原動力にセイランが居続けている。
あおの引き続き、今後も見守っていただけると嬉しいです。
――今回、TVアニメ『きみ死ぬ』でご一緒されたことは、おふたりにとっても大事な経験になったのでは、と思います。最後に、お互いへのメッセージをお願いします。
あおのハチパレさんにきっかけをいただいて、ReoNaさんを深く知ることができて、お歌をたくさん知って、それだけでもわたしにとっては大きな出来事だったんですけど、そこから6年経って、改めて原作者とアーティストさんとしてお仕事で関わることができたのは、マンガ家として大きな財産になりました。本当に、主題歌を引き受けてくださって、ずっと読み続けてくださって、ありがとうございます。
ReoNaもしあのタイミングで『きみ死ぬ』に出会えていなかった世界があったとしても、きっとどこかで好きになって追いかけていただろうなっていう、絶対的な自信があります。3巻のタイミングで出会えて、今に至るまでずっと好きで居続けられて、アニメ化する未来にもたどり着けて、さらに自分が携わらせてもらっていて。作品に出会わせていただいたこと自体にも感謝ですし、作品の世界をあおの先生が紡いでくださったことにも、本当に感謝しています。今後も、お歌を紡ぎながら歩んでいく人生の先で、幾度となく出会い直させていただいて、受け取ってくださる方に喜んでもらえるようなことを、この先も一緒に企てさせていただけたら嬉しいなと思います。原作の続きも本当に楽しみにしていますし、これからも作品のいちファンです。
あおのありがとうございます。わたしも、次にまた出会えることを目標に、これからも頑張ってマンガを描き続けます。

『きみが死ぬまで恋をしたい』を観る&読む!

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応募期間:
2026年9月15日(火)17:00~
2026年9月30日(水)23:59

賞品
あおのなち&ReoNaサイン色紙
当選人数
3名さま

応募方法

©あおのなち・一迅社/「きみ死ぬ」製作委員会
©あおのなち/一迅社

更新日:2026年9月15日